■来院時のお悩み
20代女性・事務職。
寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚める状態が続いていました。
また、不安感や日中の強い倦怠感もあり、仕事へ集中することが難しい状態でした。
病院では特に大きな異常はないと言われましたが改善せず、ご来院されました。
■生活背景
事務職でパソコンを2画面使用することが多く、長時間同じ姿勢が続く環境でした。
仕事によるストレスも重なり、疲労感が抜けず、十分に休んでも回復しにくい状態でした。
■身体評価
頭頂部から後頭部にかけて強い緊張がみられ、右前腕にも強い張りとむくみが認められました。
パソコン作業による姿勢の偏りから、頭部・脊椎・骨盤まで軽度のバランスの乱れがみられました。
また、長時間の座位姿勢の影響もあり、下肢には強いむくみがみられ、全身の循環や身体を支える機能が低下している状態と考えられました。
■施術内容
初回は頭頂部から後頭部を中心に、頭蓋の筋膜や縫合部周囲の緊張を調整し、頭部から脊椎までの連動性を整えました。(軸性調整)
あわせて頭部・頸部・右上肢までの筋肉・筋膜など組織の緊張や滑走性を整え、感覚入力のバランスを調整しました。(横軸拡張)
身体全体の疲労や緊張が非常に強かったため、2週間後の2回目に腰から下肢までを含めた全身調整を実施し、その後は月1回程度の施術を2回行い、全身のバランスを整えました。
■施術後の変化
- 初回から深く眠れるようになった
- 食欲が戻り、しっかり食事が摂れるようになった
- 2回目以降から倦怠感が徐々に軽減
- 不安感はほぼ消失
- 前向きに考えられるようになり、ピラティスを始められるようになった
■現在
仕事が重なり疲労が蓄積すると軽い不安感が出ることがありますが、以前のような強い症状はなく、必要に応じてメンテナンス通院を継続されています。
■この症例から分かること
不眠・不安感・倦怠感といった症状は、頭部だけではなく、頭蓋・頸部・脊椎・骨盤・下肢までの連動性や身体全体の緊張バランスが関係することがあります。
もみの樹整体院では、自律神経の症状を一つの症状だけで捉えるのではなく、
頭部・脊椎・骨盤・腕や足先までを一つのネットワークとして評価し、
一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。